もう悩まない!「あぐー豚」や「アグー豚」の疑問・質問へ回答します
全国には岩手県の白金豚・山形県の金華豚・鹿児島県の黒豚など、いろんな種類のブランド豚がいます。そんな多くのブランド豚の中でも沖縄のブランド豚『あぐー豚』は恐らく知名度の高い方に入るのではないかと自負しています。
この数年でテレビや雑誌などのメディアにも取り上げられる事が多くなり、すっかり有名なブランド豚になりましたが、当店には今でもあぐー豚に関する質問が多く寄せられています。
そこで今回はお客様からよく聞かれる質問について、Q&A形式で回答していきますのでぜひご覧ください。もし、ここに記載されていない疑問点がありましたら山内商店公式LINEへお気軽に質問を送信してください。
あぐー豚の事を知って食べてみたくなったら山内商店でもお取り寄せが可能です。
あぐー豚しゃぶ専用に作ったダシも別途販売しておりますので、お料理の苦手な方でもお家で簡単にあぐー豚しゃぶが楽しめます。
山内商店のあぐー豚しゃぶしゃぶに興味がある方は下の画像をタップすると、あぐー豚しゃぶしゃぶ一覧のページに移動できます。
お客様からよく聞かれる「あぐー豚」質問一覧
- Q1.「あぐー豚」と「アグー豚」の違いって何?
- Q2.あぐー豚の特徴(美味しい理由)を教えて
- Q3.あぐー豚はなぜ高いの?
- Q4.あぐー豚って生でも食べられるの?
- Q5.あぐー豚って脂っぽいですか?(胃もたれしやすい?)
- Q6.あぐー豚って黒豚?
- Q7.あぐー豚の産地ってどこ?
- Q8.あぐー豚はヘルシーですか?
- Q9.あぐー豚でおススメの部位はどこですか?
- Q10.あぐー豚しゃぶしゃぶに合う出汁と出汁の取り方は?
- Q11.沖縄で美味しいあぐー豚が食べられるお店を教えて
- Q12.あぐー豚のお勧めの食べ方を教えて
Q1「あぐー豚」と「アグー豚」の違いって何?
「あぐー豚」と「アグー豚」の違いは一言で言うと以下のような違いがあります。
- あぐー ⇒ JAおきなわ銘柄豚推進協議会が設定した品質基準を満たした農場で育てられた豚肉
- アグー ⇒ 琉球在来種豚原種
カタカナ表記のアグー豚が血統100%の原種で、ひらがな表記のあぐー豚はJAおきなわ銘柄推進協議会が定めた基準をクリアした農場で育てた豚肉になります。あぐー豚として出荷するためには下記の6つの基準をクリアすることが最低条件となっています。
- 沖縄県内で飼養されているもの
- 生年月日及び血統が明らかなもの
- 繁殖年齢に達しているもの
- DNA調査用の耳介組織の提供が可能なもの
- 沖縄アグー豚仮証明豚同士の交配により生産されたもの、沖縄アグー豚仮証明豚とアグー証明豚の交配により生産されたもの又は沖縄アグー豚証明豚同士の交配により生産されたもの
- 雌の沖縄アグー豚証明の資格については、協議会で定めた基準に基づき、ミトコンドリアDNAが東洋タイプのもの
この条件は1度クリアして終わりではなく、協議会によるチェックが毎年行われ、基準をクリアできないと取り消されてしまいます。その厳しさから令和4年時点ではあぐー豚として出荷の許可を得ている農家は沖縄県内に13戸しかありません。
参照元:沖縄県アグーブランド豚推進協議会事務局
Q2あぐー豚の特徴(美味しい理由)を教えて
あぐー豚の美味しさの理由は以下のような点があります。
- 霜降り肉で食味が良い
- 脂肪融点が低く、口の中でとろける
- うま味成分であるグルタミン酸が一般の豚に比べて2.5倍
- しっとりジューシーで旨味が逃げない
- 臭みが少ない
- 脂身に甘味がある
これだけ肉質の良い豚なので、父の日・母の日・誕生日・お中元・お歳暮などのプレゼントにも最適です。
Q3あぐー豚はなぜ高いの?
あぐー豚は一般の豚肉に比べて優れた肉質をもっていますが、あぐー豚農家にとっては以下のような厳しい特徴もあります。
- あぐー豚は出荷できるようになるまでの肥育日数が長い
- あぐー豚は成長しても個体が小さい
- あぐー豚は1度の出産で生まれる数が少ない
このようなことからあぐー豚は一般の豚に比べて肥育コストがかかるため、販売価格もどうしても高くなります。
Q4あぐー豚って生でも食べられるの?
「鮮度の良い豚肉は生でも食べられる」と一部の飲食店で刺身で提供されている事もあるようですが、豚肉の生食はリスクを伴いますので山内商店ではしっかり中まで火を通して食べる事を推奨しています。
Q5あぐー豚肉って脂っぽいですか?(胃もたれしやすい?)
あぐー豚肉は脂の溶ける温度(融点)が約36℃と低いので口の中でサッと溶けてサッパリ食べられます。
そのため胃もたれしづらく、脂っぽい肉が苦手という女性やご年配の方にも「食べやすい」と好評をいただいています。
Q6あぐー豚って黒豚?
原種のアグー豚は黒豚ですが、市場に流通されているあぐー豚はアグー豚とLW(ランドレースと大ヨークシャークのハーフ)を交配させたものが多く、見た目は白に黒いマダラ模様の入ったのがほとんどです。
Q7あぐー豚の産地ってどこ?
JAおきなわ銘柄豚推進協議会の規定の中に以下の条件があり、全てのあぐー豚は沖縄県産です。
『第10条所有者は沖縄アグー豚仮証明豚及び沖縄アグー豚証明豚及び精液、受精卵ならびに精細胞を県外に流出してはならない。もし流出した場合は、虚偽又は不正の行為とみなし、第8条を適用し、更に県外流出した所有者に対し、指定生産農場の認定及び証明書の発行等を永久的に行わない。但し、公的機関が試験研究目的で使用する場合はこの限りではない。』
『沖縄県内で飼養されているもの。』
Q8あぐー豚はヘルシーですか?
あぐー豚は一般の豚に比べコレステロール値が1/4と非常にヘルシーです。
Q9あぐー豚でおススメの部位はどこですか?
あぐー豚に限らず豚肉の美味しさは脂身にでるので、お勧めはバラ肉です。あぐー豚の旨味・甘味が特に楽しめます。
脂身の融点が低く、口の中でサッと溶けて胃もたれもしづらいので、普段は脂身を避けている女性やご年配の方からも「食べやすくて美味しかった」と嬉しいお声も頂いてます。
Q10あぐー豚しゃぶしゃぶに合う出汁と出汁の取り方は?
あぐー豚しゃぶしゃぶをするなら出汁は昆布か鰹節がお勧めです。
昆布にはあぐー豚と同じグルタミン酸という旨味成分が豊富に含まれています。グルタミン酸はそれ自体はどちらかと言うと淡い味ですが、素材の美味しさを引き立ててくれるので素材の味を直で感じやすいしゃぶしゃぶにはぴったりです。
鰹節にはイノシン酸という旨味成分が豊富に含まれており、異なる2つの旨味成分を掛け合わせることで相乗効果で旨味が数倍にもなります。さらに、昆布に比べて鰹節は出汁取りが簡単なのも嬉しいですよね。
昆布と鰹節で出汁を取る方法を紹介しているブログがあるので気になる方は下の画像をクリックして下さい。
Q11.沖縄で美味しいあぐー豚が食べられるお店を教えて
個人的なお勧め店になりますが、僕が知人に尋ねられた時にお勧めしているのは下記の4店です。
①金武アグーと山城牛のしゃぶしゃぶ本店
②豚しゃぶ専門店 我那覇豚肉店
③食采酒房まつもと
④アグー豚しゃぶしゃぶ神まえ
これら4店をさらに詳しく紹介しているブログがありますので、気になる方は下の画像をクリックして下さい。
Q12.あぐー豚のお勧めの食べ方を教えて
1番のお勧めはやっぱり豚しゃぶで、沖縄県内でもあぐー豚しゃぶしゃぶのお店は増えています。
その他にもあぐー餃子・あぐー焼肉・あぐー豚ハンバーグも人気で、提供するお店も増えて来てます。山内商店でもあぐー豚の旨味が存分に楽しめるこれらの商品を販売しています。
まとめ
お客様より寄せられたあぐー豚に関する疑問へ回答してみましたが、疑問は解消されたでしょうか?
上記に記載されていない疑問がありましたら山内商店の公式LINEからお問い合わせください。内容によっては少しお時間をいただくかもしれませんが、全て対応致します。
あぐー豚の歴史などにについてさらに詳しく知りたい方は解説しているブログがありますので下の画像をクリックして下さい。
ちなみに、山内商店で販売してるあぐー豚は『キンアグー』『沖縄県食肉センター』『我那覇畜産』で育てられたあぐー豚で、全て沖縄県アグーブランド推進協議会より認証されている農場です。
あぐー豚は九州の黒豚と比べて生産量が少ないので、沖縄県外ではめったに口にする機会も少ないと思いますので、母の日・父の日・お中元・お歳暮・誕生日プレゼントなど、ギフトとして贈るときっと喜んでいただけます。
山内商店では定番のしゃぶしゃぶの他に焼肉・豚丼・豚肉みそ・軟骨ソーキ・ハンバーグなど、色々な食べ方で楽しめますので、あぐー豚を食べた事ない方から食べた事のある方までお勧めです。
山内商店のあぐー関連商品は下記の緑のボタンをタップしてください。